発表会が楽しくなるピアノメドレー チャイコフスキーがいっぱい[ピアノ連弾編]

難しい名曲をスラスラとは弾けないけれど、普通にクラシック曲を弾くのはちょっとつまらない。そんな欲張りな方のために、チャイコフスキーの名曲のよく耳にするオーケストラ作品やバレエ音楽などを、メドレーでピアノ連弾曲に編曲。メドレーになっているので楽しく盛り上がること間違いなし！ 演奏時間を短縮することが可能なため、発表会やちょっとした催し物にも使える。2020年のチャイコフスキー生誕180年を祝って楽しく盛り上がりましょう！ 収録曲のミニ解説付き。使用楽曲全10曲。

＜まえがき＞

19世紀ロシアを代表する大作曲家Pyotr Ilyich Tchaikovsky（ピヨトル・イリイチ・チャイコフスキー）。祖国の大地を思わせる交響曲から、華やかなオーケストラ曲や協奏曲、親しみやすい3大バレエ音楽、そしてオペラまで。甘くセンチメンタルなメロディに満ち、立派でありながら分かりやすいその音楽は、いつの世も世界中で愛されています。

そんなチャイコフスキーの、いろいろなジャンルの名曲（それぞれほんのさわりではありますが…）をピアノで弾いてみたい、という夢を叶えていただくために、この名曲メドレー「チャイコフスキーがいっぱい」は生まれました。
それぞれの曲の魅力、世界観を充分に感じていただけるようにと、原曲に敬意を払いながら編曲いたしました（一人で演奏する【ソロ編】もあります）。

・できる限り音を少なくしました。オクターヴはありません。和音も片手3音までです。
・指番号（指使い）は一つの目安です。どうぞご自分に合った指使いで弾いてください。
・ペダルも自由に踏んでください。まったく踏まなくてもよいです。
・演奏時間は約4分50秒。発表会などの制限時間に合わせられるよう、短縮方法の例を用意いたしました。
・巻末に《ミニ解説》をつけました。演奏のご参考になれば幸いです。

では、どうぞチャイコフスキーをいっぱい楽しんでください。